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2016.05.20 全学科

【医療秘書・医療事務科】★特別講話★災害時における医療現場と食について学びました!

5月21日はビジネス実務の時間に講師の方をお招きし、

医療秘書・医療事務科1年生・2年生を対象に、

《災害時における医療現場と食について》お話をしていただきました。

今回講師としてお越しいただいたのは

愛媛大学農学部附属 講師博士(農学)管理栄養士

兼、公益社団法人愛媛県栄養士会 副会長管理栄養士 垣原先生です!!

先日の熊本の地震はみなさんご存じだとは思います。

とても心苦しいですよね・・・

愛媛でも平成13年に芸予地震【震度5】今回の熊本と同じ地震がありました((+_+))

また、この30年以内には南海トラフ大地震が起きるとも言われています。

四国では22万6千人の死者、61万2千人と負傷者が出ると言われています。

高知は3分の1は沈み、更に!!愛媛は10万人以上の想定死者(ー_ー)!!

怖いですね・・(;-;)

このような災害が起きた時、医療はどうなるのか!!?

災害時の患者救助は勿論、

ほかには慢性疾患でずっと薬を飲まなきゃいけない人だっています。

でも、病院も災害でなくなってるかもしれない・・・

でも、助けなくちゃいけない。カルテは災害で燃えたり、流されたりしてなくなっている・・・

どう診察するの?何のお薬飲んでたの??患者様は覚えていないものです。

そこで本領発揮したのがなんと!!!≪医療事務員≫だったのです

 

『この患者様はうちの病院に来ている患者で、このお薬を何錠飲んでいます。』とか

『この患者様は、こんな治療をしていました』など

医療事務員さんが、患者様とコミュニケーションをとり、名前、顔を知っていて

更に、カルテの内容も把握していた!!ということで大変活躍されたそうです

素晴らしいお話ですよね。

学生たちも

丑田 夏希さん【新田高校出身】

『災害の際には医療事務にも重要な役割があった!!私も働きだしで災害が起きたいには

人の役に立ち、一人でも多くの患者様の情報を提供し、助けれる人材になりたい』

久保田 恵乃さん【内子高校出身】

『医療事務は患者様の情報を扱うので、こういう時に活躍できることを知り

医療事務の魅力って凄いな と実感しました』

星加 有希さん【伊予農業高校出身】

『熊本地震の時にニュースで、医療事務には何ができるのだろうと考えていたので

今回の講和はとても勉強になりました』

佐伯 奈々さん【聖カタリナ高校出身】

『医療事務にできることは、患者様を把握し、治療の手助けをし、患者様に安心をしてもらうこと。

このようなことが出来るスタッフになりたいと改めて思いました。』

安藤 梨紗さん【小松高校出身】

『医療事務は本当に誇りを持てる仕事だと実感しました。これからの勉強も

もっと頑張ります。仕事では患者様とコミュニケーションを取ることも大切なことなので

上手なコミュニケーションをこの2年間で身に付けたいです』

さまざまな感想を言っていました。

メモもたくさんとっていました。 

 

また『食』もテーマにあったので

自分の理想体重を算出したり、1日の必要摂取カロリーの計算などし

女子ならではの盛り上がった場面もありました。

普段みんなが食べているご飯も何Kcalあるのか・・・ということを学び

災害時における『備食』の大切さも学びました。

垣原先生、ありがとうございました。

医療に関わる者として、貴重なお話を聞かせていただいた時間でした