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2019.05.22 声優タレント科 朗読コラム

【声優タレント科】ようこ先生の朗読コラム「蜘蛛の糸ワンポイントアドバイス」

こんにちは。

声優タレント科で「朗読実習」を担当しています 守屋 陽子 です。

先週のオープンキャンパスは 朗読レッスン でした。




今回のレッスンでは、

青空文庫朗読コンテスト 「高校生の部」の課題にもなっている

芥川 龍之介 の 「蜘蛛の糸」 をレッスンしました。

今回レッスンしたのは、第二章の部分。

カンダタの目の前に蜘蛛の糸が垂れてくるシーンですね。


すると、そのひっそりとした暗の中を、遠い遠い天上から、

銀色の蜘蛛の糸が、まるで人目にかかるのを恐れるように、

一すじ細く光ながら、するすると自分の上へ垂れて参るのではございませんか。

    (芥川龍之介「蜘蛛の糸」より抜粋)


活字だけを追っていると、固い朗読になってしまいますが、

みなさん、どうでしょう?

光に当たってきらっと光る蜘蛛の糸、見たことありませんか?

光が当たるまで気づかなかったのに、きらっと光って「あ!蜘蛛の糸がある!」と気づくことあるでしょう?

その時の様子を想像してみてください。

しかも天上の上の方!

光が当たって銀色に輝く「蜘蛛の糸」が天上から、細くて一瞬きらっと光ってするすると自分の方へ垂れてきます。

想像できましたか?

では、改めてどうぞ。


すると、そのひっそりとした暗の中を、遠い遠い天上から、

銀色の蜘蛛の糸が、まるで人目にかかるのを恐れるかのように、

一すじ細く光りながら、するすると自分の上へ垂れて参るではございませんか。


どうですか?

想像していた通り表現できましたか?

このように、朗読をするときに、自分が今まで見た景色などを思い出しながら読んでみると、声が豊かになってきませんか?

それが音になって伝わると、とても楽しくなってきますよね。

ちなみに、「遠く遠く」など、同じ言葉が繰り返されるときは、一つ目の「遠く」と二つ目の「遠く」の表現にも変化があります。

一つ目の「遠く」よりも、二つ目の「遠く」の方が、より遠いですよね。

そこにも意識をおいていくと楽しいと思います。

ぜひ、チャレンジしてみてください!

★守屋先生ラジオ出演中~★

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