言葉を投げかけられたとき
相手の気持ちが温度となって受け取られるときがあります。
たとえば優しい言葉をかけてもらったとき。
受け取った瞬間、胸のあたりがほわっと温かくなります。
逆に批判などを受けたとき。
受け取った瞬間、胸のあたりにひんやりしたものが通り過ぎます。
言葉を発信するとき、発信者の心の温度が相手にダイレクトに伝わってくることがありませんか?
お芝居でセリフを発するとき
朗読で物語を伝えるとき
その「心の温度」は聴いているお客様にも伝わっているものです。
いくら感動的なセリフが台本に書かれていても
それを「血の通った言葉」にしなければお客様に感動は生まれません。
そして日常も同じ。
何気なく言い放った言葉が、相手の心の温度を下げているかもしれません。
今、日本は大きな混乱の中にいます。
言葉を発信する前に、深呼吸してみましょう。
私は、言葉によって胸がほわっとあたたかくなる、あの感覚が大好きです。