この春、卒業した3期生から、新入生の皆さんへ、
また声優を目指すすべての皆さんにメッセージをいただきました。
今日から数回に分けて、紹介させていただきます。
土居 剣士(3期生)
声優タレント科では多くのことを学ばせていただきましたが、その中でも私は自分を出すことを大事にしていこうと思いました。
この学科には沢山のカリキュラムがあります。
ヴォーカル実習、ダンス、ナレーション実習、自己表現技法、アフレコ実習などなど、現場で必要なスキルを学べます。
そのどれにも共通して言えるのが自分からやりたいことを表現するというものです。
歌を歌うにも自分のしたい歌い方を見せる、
踊るにもそれぞれが持つ魅力を踊りにする、
お芝居をするにも自分が抱いた素直な気持ちをその人物になりきって表現する、
アフレコをするにも画面の中の人物と生きるといったように、
自分のしたいことを表現することが大事なんです。
それは自分から発信しないことには相手には伝わりません。
相手に伝えられないまま不完全燃焼で終わるよりも、自分のしたいことを伝え、そこから互いの意見を出し合って
より良い作品にしていく方が自分や作品に係る方々、見てくれる方々が感動すると思いませんか?
僕は自分から何かを発信することが苦手でした。
周りからの目が怖くて殻に籠っていました。
ですがこの学科のレッスンを受けてからは悩むよりも、
自分がどう発信して人々の心を動かそうかと考えるようになりました。
その結果、1年生の内から地元のテレビ局でのリポーター活動など沢山の課外体験をさせていただきました。
今後もこの自分から発信することを大切にしていき、
皆さんに喜んでいただけるような作品に関わっていきます!